ゲーム雑記:SEKIROのイージーモードの是非2

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こんにちは、うぞぞです。

初めての方はこちら

 

前回に引き続きSEKIROのイージーモードの是非について語りたいと思います。




※相変わらずSEKIRO未プレイですよ、ごめんなさい!

 

さて、前回SEKIROを楽しめないタイプを2種類説明しました。

「世界観が好き」「とにかくクリアしたい」

というタイプです。

 

この2種類のタイプは、端的に言うと

ゲーム難易度が難しすぎるとゲームを楽しめないタイプです。

 

そんなタイプを救済するのはイージーモードしかないのか…!?

という所で前回は終わりましたね。

 

今回はその続きになります。




 

そもそも他のゲームではどうなの?

SEKIROが難易度高くてイージーモードが無いのは分かりましたか?

では次は、他のゲームはどうなの?その問題どう解決してるの?という点です。

 

例えば、覚えアクションゲームの代名詞(?)である弾幕シューティングなどは、

難易度設定がありますね。

覚えゲー無理!となったら難易度を下げればクリア率は格段に上がります。

 

モンハンなどの周回要素がある狩りゲーは難易度設定皆無に等しいですが、

敵のパターンが少ないため、覚えやすいです。

装備を揃える事で、攻撃力や防御力が上がるため、

万人がある程度練習をすれば最低限のパターンを覚えればクリアを狙えます。

数学の公式みたいですね(笑)

 

意外かもしれませんが、ポケモンもSEKIROと同じ覚えゲータイプだと思います。

「主人公のレベルが上がらない」「相性や技を覚えないといけない」という点では覚えゲーの部類です。

当然イージーモードなどもありません。

 

しかし、ポケモンは「ポケモンのレベルを上げる」「回復アイテムを使う」

など、相対的に難易度を下げる方法が用意されています。

 

詳しい話はこちらの記事が参考になります。

なぜサトシは戦わないのか? ポケモンがRPG史に成し遂げた達成:「なんでゲームは面白い?」第五回




 

SEKIROのイージーモードの是非

さて、今までの話を踏まえて、結局SEKIROのイージーモードは必要でしょうか?

 

それにはまず、イージーモードのメリットは何かという部分を明確にする必要があります。

上記の例を見れば一目瞭然ですが、

イージーモードのメリットは誰でもクリアできるゲームになるという部分です。

自転車に補助輪を付けて走れるようになる、みたいな感じですね。

 

では、逆にイージーモードのデメリットは何でしょうか。

これも誰でもクリアできるゲームになるということです。

 

誰でもクリアできる、という事はクリアに対する希少価値が下がるという事です。

100人プレイしている人がいたとして、

1人しかクリアできないゲームと、

イージーモードを使って90人がクリアできるゲーム。

「クリアしたよ!」という人がいて、

前者は「凄い!」となりますが、後者は「ふぅん」としかならないですよね。

例え後者でクリアした人がイージーモードを使って無くても、です。

 

誰でもクリアできるゲームでわざわざ難しいモードをクリアを目指すのは、

タイムトライアル等を行う一部のマニアックな人しかいませんし、

クリアしたとしてもイージーモードがある事で希少価値が下がってしまうでしょう。

凄い事には変わりないのですが、感動度合いが下がってしまうのです。

 

以上を踏まえると、

イージーモードが無いという事はクリアの希少価値を維持するという意味では

一つの選択肢としてはアリなのではないでしょうか?

 

勿論、別の解決方法もあります。

「真エンディングはイージーモードでは見れない」

「ハードモードでしか手に入らないものがある」

などがあれば、イージーモードを維持しつつクリアの希少価値も担保できるでしょう。

 

 

まとめ

理由があるならイージーモード無しも一興

 

 




ご感想・ご要望等ありましたら、お気軽にどうぞ!



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