こんにちは、うぞぞです。
初めての方は、こちらのプロフィールに目を通して頂ければと思います。
このブログは、ゲーム制作の話を中心に主観的偏見で色々と語っていくメモ的なブログになります。
今回のテーマはチュートリアルについてです。
最近、ゲームの説明書って減りましたよね。
昔であれば、説明書は手放せない存在でした。
説明書が無い中古ゲームは買うのを躊躇ったものです。
しかし、現在はゲームを始めればチュートリアルがある。
ネットで検索すれば初心者講座がある。
わざわざ、文字の羅列が多い説明書を見る必要はありません。
チュートリアルの無いゲームも減りましたね。
突然、戦闘が始まって「操作は説明書を見てね」みたいなゲーム、最近はあまり見ません。
そんな時代だからこそ、
プレイヤーをゲームの世界へ誘うための最初の部分である、
チュートリアルは大事なものです。
チュートリアルとは?
そもそもチュートリアルって何でしょうか。
説明書と何が違うんでしょうか。
本当に必要なんでしょうか。
例えを見ながら説明しましょう。
コンビニで初めてバイトをするとします。
「初めてのアルバイトです、よろしくお願いします!」
まず、先輩にマニュアル本を渡されます。
「読んだら声掛けてね」
このマニュアル本というのが、ゲームで言う説明書です。
マニュアル本を読み終わったので、先輩に声を掛けます。
「じゃあ、商品注文しておいてね」
…え?
それだけ?他の説明何も無いの??
そう思うでしょう。
確かに、マニュアル本を読む事で注文方法は分かるでしょう。
忘れてしまっても、また読めば良いのです。
でも、「注文する機械が何処にあるか」とか「何個注文すれば良いのか」
そういう事はいくらマニュアル本を読んでも分かりません。
そこを解決するのがチュートリアルです!
普通であったら、先輩が隣にいて、慣れるまで色々教えてくれます。
「注文の機械はここ」「毎週〇曜日に〇個注文してる」と説明してくれることでしょう。
先輩の、この行動こそがチュートリアルの必要性です。
読むだけでは分からない事、世の中には無数にあるのです。
百聞は一見に如かず、です。
チュートリアル読むの面倒…
大事な物とはいえ、読むのは面倒…
それもまたチュートリアルの側面ではあります。
何故でしょうか。
大きな理由としては、プレイヤーはチュートリアルをするためにそのゲームを始めた訳ではないからです。
当たり前ですよね。
「このゲームのチュートリアルをするために遊ぶぞ!」と意気込んで始める人なんていないですよね。
早く、遊ぶキッカケになったキャラを操作したいです。
早く、遊ぶキッカケになったムービーを見たいです。
それなのに、チュートリアルなんてものが最初からダラダラと出てきます。
一々、読んでられません。
このご時世、色んなゲームがあります。
一つ一つのゲームで丁寧にチュートリアルを見てる時間なんてありませんよね。
あ、右上にチュートリアルのスキップボタンがある。押そう!
…当然の流れですね。
その結果、大事な情報が伝わっておらず「ゲームが難しい」と投げ出してしまう事が多いのです。
大事な情報があるかもしれないのに、飛ばしてしまうのは何故でしょうか。
先程も言った通り、このご時世、色んなゲームがあります。
チュートリアルの説明の中には「これ知ってる」「あのゲームと一緒だ」なんて情報も多いです。
そんなの、読んでられないですよね。知ってるんですから。
そして、もう一つ重大な理由があります。
こちらの理由の方が大きいです。
ずばり、その情報の有用性が分からないのです。
言い方を変えると、自分に必要な情報か不必要な情報かの判断ができないのです。
ゲームを開始したばかりのプレイヤーが、そのゲームに必要な情報の取捨選択ができるでしょうか。
その情報を使う位置を的確に判断できるでしょうか。
ほぼ不可能ですね。
だから、チュートリアルをしっかり読んだとしても、内容がよく分からないのです。
これでは、読んでないのと一緒ですね。
コンビニであれば、先輩に分からない箇所をその都度聞けますが、
ゲームではそうはいきません。
プレイヤーが理解できない箇所があったとして、それを判断する事ができないのです。
という訳で、今回はこの辺で。
次回は分かりやすいチュートリアルの説明をしていきます。
まとめ
「チュートリアル読むの面倒」
ご感想・ご要望等ありましたら、お気軽にどうぞ!