世界観1 ~ゲームにとっての世界観~

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こんにちは、うぞぞです。

初めての方はこちら

 

今回のテーマは世界観です。

このゲームの世界の住人になってみたい

 

ゲーム好きならば、1度や2度は思った事あるのではないでしょうか。

 

勇者のパーティの一員になって、世界を救う旅をしてみたい。

辛い事も多いだろうが、きっと楽しいだろう。

 

いや、勇者みたいに英雄にならなくてもいい。

村人Aとして、魔法を使ったり、たまに勇者に助言したりして…

そういう生活もいいかもしれない。

 

これは、ストーリーやキャラクターが良いから思う事ではありません。

 

これから話す世界観が良いと思ったから感じた事なのです。

 

その世界の文化や人々の暮らし、

そういう部分への憧れが「この世界の住人になってみたい」になるのです。

 

感覚としては異世界ものに近いですね。




 

世界観とは

「この作品は世界観が良い」とよく言いますが、

世界観ってそもそもどういう意味なんですかね?

 

まずは、意味を調べてみましょう。

 

世界観(せかいかん、独: Weltanschauung)とは、世界を全体として意味づける見方・ 考え方のことである。
人生観より広い範囲を包含する。単なる知的な理解にとどまらず、 より情意的な評価を含むものである。
情意的な面、主体的な契機が重要視される。

引用:wikipedia

 

分かるような分からないような…。

 

文章だけ読んでも分からないので、

自分が考える世界観を一言で簡単にまとめますね。

 

世界のプロフィールです。

 

キャラクターにプロフィールってありますよね。

名前・性別・身長・体重・趣味…などなど。

 

それさえ見れば、その人物がどんな人物なのか概ね分かります。

 

そのキャラクタープロフィールの世界版です。

 

ただ、世界に身長とか趣味は無いので、少し置き換えてみましょう。

世界の名前・大きさ・種族・文化…などなどです。

 

それさえ見れば、そこがどんな世界なのかが分かる

どういう雰囲気なのかが分かる。

 

それが世界観です。




 

ゲームにとっての世界観

映画、小説、漫画にアニメ…

色んなものに世界観ってありますよね。

しかし、ゲームの世界観はそれらと少し性質が異なります。

 

ゲームはプレイヤーがその世界を自由に操作できるからです。

 

映画や小説などはカメラで映す場所が決まっています。

そのため、映さなくても良い所や描写しなくても良い所については、

情報が何もありません。

(あとがきにちょこっと書いてたりしますが)

 

ですが、ゲームは自由に操作ができる。

プレイヤーが見える部分の世界は必ず存在するのです。

 

それが例え本筋とは全く関係無くても、です。

 

デメリットにも聞こえますが、

これは、ゲームが持っている明確なメリットです。

 

なぜなら、実際に自分がその世界に入り込んでいるような感覚になれます。

 

自分が戦ってるような感覚…

自分が住人に話しかけてる感覚…

自分が実際に住んでいるような感覚…

 

ゲームは、そんな感覚をプレイヤーに与えてくれます。

 

そのため、ゲームの世界観は”見て楽しい”だけでなく、

“実際にその世界に入ってみたい”という要素も必要です。

 

これは没入感と呼ばれるものです。

 

没入感があればあるほど、ゲームにハマれるます。

没入感を得るためには良い世界観作りは必要不可欠です。

 

ストーリーやキャラの魅力などの要素ももちろん大事ですが、

世界観が一番の重要度を占めていると言っても良いでしょう。

 

理由は、ストーリーもキャラも世界観の上にあるからです。

 

世界の上に住人や文化があって、

その中で物語を織りなすストーリーがあるのです。

 

世界観が無ければその先が成立しないのです。

 

まとめ

ゲームにとっての世界観を考えよう

 




ご感想・ご要望等ありましたら、お気軽にどうぞ!



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