こんにちは、うぞぞです。
初めての方はこちら。
今回のテーマは、前回に引き続き世界観についてです。
世界観を作るのはとても難しいです。
我々は、現実世界しか知りようが無いのですから。
現実以外の世界を作るのはとても難しいのです。
これは、想像や妄想の領域の作業です。
しかし、この想像や妄想でさえ、
今まで見聞きした物語や映像を付け合わせたものが殆どです。
全く新しい未知の世界、は有り得ないのです。
でも、それでいいのです。
楽しければ良いのです。
面白ければ良いのです。
それがエンターテイメントというものですから。
世界観の作り方
さて、世界観を作ろう!
…となっても、実際どこから作ればいいか分かりませんよね。
なので世界観作りの指標をお伝えします。
世界観を作る時は大きいものから順に作ると作りやすいです。
設定を決めるとすると、
世界→国→都市→組織の順番で決めていくと良いです。
理由は、
矛盾が発生しづらいからです。
基本的に設定を作る時は、
既に決まっている設定と矛盾が無いように作ります。
小さいものから作ってしまうと、矛盾が発生し易いのです。
もちろん大きいものから作ったら、
矛盾が一切発生しないかと言うとそんな訳無いので、
矛盾が見つかった時点で直しましょう。
矛盾が無ければ良いのか、というとそういう訳でもないので、
なるべく楽しい、ワクワクする世界観を作る事を心がけましょう。
世界
その世界はどういう世界ですか?
剣と魔法の世界ですか?
カードゲームの強い人が偉い世界ですか?
それとも現代日本ですか?
ゲームに限った事ではありませんが、
舞台となる世界を作る事はとても大事です。
ここが安定していないと、後で設定がガバガバになってしまいますからね。
現代であればともかく、
ファンタジーなどの現代と乖離した設定であればあるほど、
世界設定はきっちりしておいた方が良いです。
ファンタジーで設定ガバガバだと誰かの妄想を、
垂れ流しで見てるだけになってしまいますからね。
(それはそれでアリかもしれないですけど)
世界設定をちゃんとしていないと、
プレイヤーが正しくその世界に入れないのです。
「こう思ってたけど、違うの?何で??」
と、混乱してしまいます。
自分のためにもプレイヤーのためにも、
世界設定はきちんとしておきましょう。
とはいえ、最初は詳細に決める必要はありません。
「剣と魔法の世界」など最低限の方向性が決まっていれば良いのです。
文化
文化というと堅苦しいですが、いわゆる「その世界の常識」です。
剣と魔法の世界に例えましょう。
「魔法を教える魔法学校がある」
「剣を教える道場がある」
「魔法でモンスターを倒して生計を立てている人がいる」
その世界での常識です。
現代ではありえないですが、その世界では常識なのです。
しかしこの常識というのが、世界観においてとても大事です。
住人は常識に基づいて行動するのです。
一般人は常識外の行動は取れません。
必ずその世界の常識に基づいて行動するのです。
世界というのは、
>大多数の名も無き住人達の行動がその世界の在り方を決めます。
名も無き住人の行動原理こそがこの「文化」なのです。
組織
組織…というと秘密結社などを思い浮かべてしまいそうですが、
ここで言う組織とは人の集まりの事です。
国、会社、ギルド、グループ…
人が集まる定義というのは大小様々ですね。
そこに集まった人々は、必ず共通点がある筈です。
その共通点はその組織の行動原理であり、目的になります。
文化と少し似ていますね。
文化と違うのは、
文化が世界の共通認識であるのに対して、
組織の目的はその組織特有のものである、という事です。
例えば、集団行動を重んじるグループと、
個人行動を重んじるグループがあるとします。
文化が同じだとしても、行動原理や目的が異なるので別組織です。
人が1人で行える事には限界があります。
組織として動くことで、世界を動かすような大きな事ができるのです。
まとめ
「世界観は大きいものから順に作る」
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