ゲーム開発メモ:ストーリー6 ~選択肢・条件分岐~

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こんにちは、うぞぞです。

初めての方はこちら

 

今回は、前回に引き続きストーリーについてです。




 

ゲームのストーリーは大きく3つに分かれます。

 

・メインストーリー

・サブストーリー

ゲーム的ストーリー

 

前回まで、「メインストーリー」「サブストーリー」と説明してきました。

 

今回は、最後の「ゲーム的ストーリー」について説明します。




 

ゲーム的ストーリー

ゲーム的ストーリーというのは、

ゲームでしか表現できないストーリーの事です。

 

メインストーリーやサブストーリーは小説や漫画など、

他のジャンルでもで表現できます。

 

しかし、選択肢や条件分岐など、

プレイヤーの行動によって変化するストーリーはゲームでしか表現できません。

(厳密にはTRPGなどでは可能ですが)

 

ここでは、その選択肢と条件分岐について説明します。




 

選択肢

選択肢というのは、

文字通りストーリーの途中で出る選択肢を選択することです。

 

複数の選択肢から1つを選ぶと、

それに沿ったストーリー展開が発生します。

 

【例】
女の子:
一緒に買い物に行きませんか?

選択肢1:一緒に行こう
選択肢2:用事があるから行けない

選択肢1の結果
女の子:
ありがとう、一緒に行きましょう。

選択肢2の結果
女の子:
残念だけど仕方ないですね。

 

選択肢によって、その後の会話が変わっているのが分かりますね。

 

選択肢で変化するものは、主に2種類に分かれます。

 

ストーリー
選んだ選択肢によってストーリーが変わります。
その場の会話のみ変わる影響範囲が小さいものと、
その後の展開が大きく変わる影響範囲の大きいものがあります。

 

フラグ
一般的にフラグと呼ばれる、親愛度や内部ポイントです。
選んだ選択肢によってフラグが発生したり、内部ポイントが上下したりします。
選択肢を選んだ時点での影響は少ないですが、
その後のフラグでの条件分岐に影響があります。

 

プレイヤーの選択でストーリーやフラグに変化が必要な場合は、

ストーリーの途中で選択肢を挟んでみましょう。




 

条件分岐

条件分岐というのは、

特定の条件に基づいてストーリーが変化するものです。

 

条件分岐を行う場所に来たタイミングで、

フラグや内部ポイントなどを元にストーリーが分岐します。

 

【例1】
前回、女の子と買い物に行っていたか。

買い物に行った(フラグが立っている状態)
→ストーリーAへ

買い物に行かなかった(フラグが立っていない状態)
→ストーリーBへ

 

【例2】
アイテム「伝説の剣」を持っているか。

伝説の剣を持っている
→ストーリーAへ

伝説の剣を持っていない
→ストーリーBへ

 

【例3】
女の子の親愛度が5以上かどうか。

親愛度が5以上
→ストーリーAへ

親愛度が5未満
→ストーリーBへ

 

選択肢と違う部分は、

選択肢が、プレイヤーが選択先を任意で選べるのに対し、

条件分岐は、プレイヤーが行動した結果が自動的に選択されます。

 

プレイヤーの行動でストーリーに分岐が必要な場合は、

条件分岐を使いましょう。

 

まとめ

選択肢と条件分岐を使い分けよう

 




ご感想・ご要望等ありましたら、お気軽にどうぞ!