ゲーム開発メモ:ストーリー7 ~ハッピーエンドとバッドエンド~

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こんにちは、うぞぞです。

初めての方はこちら

 

前回に引き続き、今回はストーリーについてです。




 

ストーリーには必ずエンディングがあります。

 

ストーリーというのは、

必ずエンディングというある一つの終わりに向かって、

ストーリーが展開していくものです。

 

そして、そのエンディングの内容は、

大きく分けて2種類あります。

 

すなわち、

ハッピーエンド

バッドエンド

です。

 

ここでは、ハッピーエンドとバッドエンド、

そしてもう一つのエンディングであるトゥルーエンドを見てみましょう。




 

ハッピーエンドとバッドエンド

ハッピーエンドとバッドエンド。

よく聞きますが、具体的にはどう分けられているのでしょうか。

 

ハッピーエンド
主人公やメインキャラクターが幸せな状態で終わる、
所謂「大団円」で終わるエンディングです。
文字通り「めでたし、めでたし」で終わる話です。
【例】
・勇者が魔王を倒し、世界は救われました。
・遂にヒロインの両親を説得して、ヒロインと結婚できました。

 

バッドエンド
主人公やメインキャラクターが不幸な状態で終わる、
所謂「絶望」で終わるエンディングです。
「めでたし、めでたし」と言われても
「いや、全然めでたくない」とツッコミを入れたくなります。
【例】
・勇者は魔王に倒され、世界は暗黒に包まれました。
・ヒロインが実は浮気しており、浮気相手と駆け落ちしました。

 

物語がどういう状態で終わるか、というのも大事ですが、

それを見たプレイヤーがエンディングを見た後にどういう感情になるかというのも大事です。

 

例えば「主人公はヒロイン以外の人間を滅ぼし、無事にヒロインと結ばれました」

というエンディングがあったとします。

主人公とヒロインは確かにハッピーエンドかもしれません。

しかし、それを見たプレイヤーは「ハッピーエンドなのか?」と疑問を感じる事でしょう。

 

逆に、「主人公が超極悪人だったが、最後は処刑された」というエンディングは、

主人公にとってはバッドエンドですが、

プレイヤーや主人公以外のキャラクターにとっては「ハッピーエンド」に見えるのです。




 

トゥルーエンド

ハッピーエンドとバッドエンドの他に、

もう一つよく聞くエンドの種類があります。

 

それが、トゥルーエンドです。

 

トゥルーエンドは、マルチエンディングのゲームに

ハッピーエンドとバッドエンドとは別に用意されているエンディングです。

 

普通のエンディング」「真のエンディング」というような意味で使われます。

 

そのため、

エンディングの状態が良いか悪いか、

幸せか不幸かとは考え方が異なります。

 

では、それぞれがどういった内容か見てみましょう。

 

普通のエンディング

いわゆる「何もしなかったらこうなるよ」のエンディングです。

 

具体的には「何もフラグを立てていない状態

もしくは「全ての分岐の条件を満たさなかった状態」です。

 

このタイプのトゥルーエンドは

「何もしなかったため何も起きなかったエンド」

もしくは「何もしなかったためバッドエンド」になる場合が多いです。

このタイプでハッピーエンドになる事は少ないです。

 

このエンドになりたくなかったらハッピーエンドを目指そう

そういった意味合いが強いエンディングです。

 

真のエンディング

所謂「完全大団円」のエンディングです。

誰も死なず、全てのキャラクターが幸せになれるエンディング。

理想のエンディングです。

 

とはいえ、理想のエンディングというのは、あくまで開発者の主観によるものです。

開発者が「これこそが真のエンディングだ!」といえるものであれば、

それをトゥルーエンドと呼んでも問題無いでしょう。

 

マルチエンディングゲームの続編が出るとして、

その続編の時間軸において前作におけるエンディング扱いされるのが、

このタイプのトゥルーエンドである場合が多いです。

 

性質上、このタイプのエンディングは

トゥルーエンドではなく「ハッピーエンド」として表示される場合が多いです。

 

しかし、ハッピーエンドは複数あれど、

その中での真のエンディングであるトゥルーエンドは1つだけなのです。

 

まとめ

ハッピーエンドとバッドエンドを理解しよう

 




ご感想・ご要望等ありましたら、お気軽にどうぞ!