こんにちは、うぞぞです。
初めての方は、こちらのプロフィールに目を通して頂ければと思います。
このブログは、
ゲーム制作のあれこれを、自分の主観的偏見で色々と語っていくメモ的なブログになります。
今回のテーマは、前回に引き続きゲームのレベルデザインについてです。
レベルデザインって難しいですよね。
何で難しいんですかね?
正解が無いからです。
チームでやってたりすると
Aさんから「こうじゃない」と言われ、
Bさんからは「そうじゃない」と言われ…
などとよくあります。
「どっちかにしろ!」と叫びたい気持ちになりますね。
でもコレ、仕方ないんです。
みんなが思ってるゲームの完成図が違うんですから。
AさんもBさんも「自分の思ってるゲームの完成図と違う」って言ってるだけなんです。
Aさんの意見もBさんの意見も、
あなたの思ってる完成図とは違うので「それは違う」と思う事も多いでしょう。
だから、レベルデザインをするという事は
「自分はこう思うから、こうするべきだ」と意思をしっかり持つ事が大切です。
勿論、より良い意見を貰って、それを反映するのは良い事です。
自分を含めたより良い意見を反映させるのが、最も正解に近いレベルデザインになります。
苦手なりのレベルデザイン
さて、レベルデザインが苦手な人はどうすれば良いのでしょうか?
簡単です。
まず、何でもいいので設定します。
何でもいいです、思いついたまま設定します。
とにかく時間を掛けて調整します。
そして、何回も何回も何回もゲームをプレイするのです。
プレイした中で「思ってたより難しすぎる」「思ってたのと違う」となっている場合があれば、
その都度調整します。
調整も、理論立って計算する必要はありません。
「敵が強すぎるから、攻撃力を半分にしてみるか」程度のざっくりしたもので良いです。
そして再度プレイしてみます。
今度は逆に弱すぎました、どうしましょう。
「もう少しだけ強くしてみよう」丁度、さっきと今の中間くらいの値にしましょう。
これを何度も何度も繰り返せば、理想とする値にたどり着けます。
いわゆる、二分探索法みたいなやり方ですね。
数値で説明するとこんな感じの流れです。
最初の敵の攻撃力:5000
↓
攻撃力を半分にしてみる:2500
↓
もう少し強くしてみる:3750
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調整する時の注意点
上記はとても簡単にレベルデザインを行える方法ですが、注意点があります。
同じ人が何度もプレイしていると、プレイに慣れて想定より難易度が高くなってしまうことです。
当たり前ですが、初見の人と何度もやっている人とでは、熟練度が違います。
何度もプレイしている人が「丁度良い」と思う難易度は、初見の人にとっては難しく感じます。
なので、プレイするときは常に新鮮な気持ちでプレイしましょう。
コツは「自分は初見プレイヤー」と念じながらプレイする事です!
…って言っても、なかなか難しいですよね。
どうすれば良いでしょうか。
簡単です。
ある程度調整できたら、初見の人にプレイして貰えば良いのです。
初見の人が「丁度良い」と言えるレベルデザインになっていればバッチリです。
とはいえ、実際どうやって調整していけばいいか分からない…。
そんな人のために、
次回は、具体的な例で説明します。
まとめ
「レベルデザインが苦手な人は、何回も何回も何回もゲームをプレイする」
ご感想・ご要望等ありましたら、お気軽にどうぞ!