こんにちは、うぞぞです。
初めての方はこちら。
今回のテーマは謎解きです。
ゲームでいう謎解きというのは、
所謂、金庫に番号を入れたらカギが出て来て次の部屋に進める
というものです。
ゲームを進める為に解かなければならないもの。
それが、ゲームの謎解きです。
謎解きは、探索が必須のゲームである
RPGやアドベンチャーゲーム、脱出ゲームなどには
必ず存在します。
ゲームの謎解きとは何か。
謎はどうやって作るのか。
について語りたいと思います。
謎解きとは
謎解きとは、謎を解く事です。
だけだと、あまりに単調すぎるので、もう少し具体的にしましょう。
そもそも、ゲームでいう謎とは?
ゲームでいう謎は、大きく2種類あります。
1.ストーリ上の謎
2.システム上の謎
1のストーリー上の謎というのは、
「魔王が主人公を見逃してくれた、何でだろう?」みたいな謎です。
「実は、魔王は主人公の父親だったんだ!」みたいなヤツですね。
まぁ、これはフラグ管理云々の方にかかわるので…
こっちに似たような事書いたので今回は割愛します。
問題は、2のシステム上の謎です。
「鍵の掛かった扉がある、鍵を探さないと」
「金庫がある、近くには数字のヒントになる紙がある」
とかそういうヤツです。
これから見ても分かるように、
ゲームを進めるための障害、
というのがゲームの謎になります。
ニュアンス的には、
「ゲームを進めたいけど進めない、謎」
という感じですかね?
この謎=障害を解く(取り除く)のが謎解きになります。
何故、謎解きが必要なのか
謎と言うのが障害であるならば、
ゲーム制作者はあえて障害を用意している事になります。
いうなれば、100m走を障害物競走にしている状態です。
何故そのような事をするのでしょうか。
これは、明確な答えを自分は持っていません。
「RPGでは謎解きが必要不可欠だから」と言われればそうかもしれませんが、
もう少し深堀してみましょう。
ゲームに謎解きを入れる理由は3つ考えられます。
1.ゲームに緩急を付けるため
2.プレイ時間稼ぎ
3.ゲームの没入感を深めるため
これらについて、もう少し見てみましょう。
RPGと言えば、ストーリー・バトル・探索(謎解き)が付き物ですね。
ストーリーとバトルだけでもゲームとしては成立します。
ですが、ストーリー→バトル→ストーリー→バトル…
そんなゲーム、楽しいと思いますか?
ストーリーは常にキャラクターが喋ってるから物語を追わないといけない、
バトルは常にキャラクターが戦ってるからバトルをしないといけない。
忙しないのです。
その上、謎解きが無いとなると、
ダンジョンに入って奥を目指すだけのゲームになります。
ダンジョンの最奥に行き、ボスを倒し、ストーリーを進める。
それを繰り返すだけのゲーム。
そんなの、折角自由行動ができるのに単調で億劫なだけですよね。
そこに謎解きという、マイペースに考えられるものが入る事で緩急がつき、
ゲームを長く遊べるようになるのです。
謎解きって時間掛かりますよね。
あっちに行ってこっちに行って、ヒントを探して、
あーじゃないこーじゃないと試行錯誤をする。
逆に、ストーリーとバトルはそこまで時間掛かりません。
いや、時間が掛からないだと少し語弊がありますね。
ストーリーとバトルは無駄な時間が少ないのです。
一方、謎解きというのは時間が掛かります。
最短で謎が解けたとしても、Aの部屋に行って、Bの部屋に行って…
その間に敵とエンカウントして…
と、なかなか時間が掛かるのです。
ここが、ゲームのプレイ時間を長くしている要因の1つになるのです。
それが良い事か悪い事かは、人によって判断が分かれる事でしょう。
「ゲームでしかできない事はなんだろう?」と考えた時に、
やはり「その世界で自由行動ができる」というのが最たるものでしょう。
例えば、オーブを所定の位置に置くと、光の線が出て扉が開く…
とか、テンション上がりますよね。
オーブを置いたのが自分であるからです。
身も蓋も無い事を言うと、
そういう演出であり、実際にオーブを置いたのはゲームの中のキャラです。
ですが、プレイヤーは自分の操作の結果の演出に感動し、没入感を深めていくのです。
特に、ストーリーに関わる謎を解いた時はひとしおでしょう。
まるで、自分が勇者一行の仲間になったかのような感覚になります。
如何だったでしょうか。
次回は「謎の種類」について説明したいと思います。
まとめ
「謎解きとは、ゲーム信仰の障害を取り除くこと」
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